一般社団法人 熊本県地質調査業協会

熊本地盤図編纂の目的と規定


一般社団法人 熊本県地質調査業協会


1.目的
熊本地盤図編纂事業は,21世紀熊本の地域振興や環境保全の基礎資料となる地盤図を作成することを目的として行うもので,公益法人としての熊本県地質調査業協会(以下,協会)が地域社会に対する貢献の一事業として計画・実施するものである。
その概要を項目別に示すと次の通りである。
a.熊本の地盤・地質の整理を行う。
b.熊本の地盤・地質に関する総合的で学術的な図書を作成する。
c.自然災害防止,環境問題など熊本の基盤整備に必要な基礎資料とする。
d.都市施設などの計画の基礎資料とする。
e.官学産の協力体制・連携を構築する。

2.発足及び委員の構成
地盤図編纂事業は,平成12年5月に開催された熊本県地質調査業協会第20回通常総会において提案・承認されたもので,地盤図編纂委員(以下,委員)は 同年5月(総会後)に協会員全社に対して募集を行い,応募者17名全員を採用したものである。なお,平成14年 1月に同 4月からの小委員会発足に伴う委員の追加募集を行い,現在27名の委員で構成される。
なお,地盤図中の論文執筆に関しては,目次・項目などで内容を細分した小委員会を設立し,基本的に学識経験者(原則として現職の大学教授もしくは助教授)に小委員会の委員長(執筆責任者)を委嘱するものとする。

3.予算
予算は,協会発足時(昭和55年)からの剰余金処分として積み立てられた財政調整積み立て金を地盤図編纂事業資金として使用した。
ただし,予算は作成する地盤図の内容や装丁あるいは頒布計画などにより異なることから,地盤図委員会で早急に最終予算計画を立案し理事会に提出するものとする。

4.作成期間
作成期間は,2000年 6月〜2003年 6月の3年間として刊行を目指すものし,工期の延長がやむをえない場合は理事会の承認を得るものとする。

5.作成範囲
データベース(以下,db)に関しては熊本県内の地盤情報(柱状図)を収集し柱状図dbとして協会(事務局もしくは技術委員会)で管理する。
db化する情報は発注者の了解を得たものに限るものとする。
今回行う地盤図の作成範囲は熊本市及びその周辺地区とするが,柱状図データの収集状況あるいは協会の予算に応じて,県内の都市部を優先して順次地図作成の計画・検討を行うものとする。
また,dbについては5年〜10年毎に協会員各社の保有する新規のボーリングデータを収集し内容の充実を計るものとするが,詳細については今後の検討事項とする。
なお,完成後のdbの公開あるいは使用に関しては別途その倫理規定を定るものとする。

6.情報の管理及び守秘義務
編纂委員その他本事業に係る者は,地盤図作成中及び完成後,db のオリジナルデータを研究発表以外は他に提供してはならない。
地盤図dbの作成に際し使用する柱状図データ及びその他のデータ類は,発注者の許諾を受けて協会員各社から収集した貴重なデータ類であることを認識し,一切の情報・データを会外に持ち出したり漏洩することを禁止する。

7.その他
地盤図の体裁・内容・作成部数・配布方法その他の細目については,地盤図編纂委員会で検討し,理事会で最終決定する。
協会内に理事を中心とする地盤図に係る(仮)渉外部を設立し,学識経験者あるいは各発注機関への挨拶やお願いなどを行うものとする。

平成13年9月