地質調査技士

　地質調査技士とは、現場技術者の技術の維持・向上、人格の陶冶を目的に資格試験制度を発足した資格であり、地質調査業務の成果が建設生産物の安全で効率的な施行に極めて大きな影響を与えるため、一定の技術水準を持った専門技術者である『地質調査技士』として認定する資格である。
　地質調査技士になるためには、社団法人全国地質調査業協会連合会の実施する地質調査技士試験に合格する必要があり、　受験資格は以下に示す通り、各部門ごとに分けて規定されています。

【現場調査部門】
　・ボーリング実務経験が通算で5年以上有する者。
　・協会指定の指定学科卒業の者は、2年以上の実務経験を有する者。

【現場技術・管理部門】
　・大学又は工業高等専門学校の土木工学科、建築学科、地質学科等地質調査に関連する学科を卒業し、実務経験3年以上の者。
　・大学又は工業高等専門学校の前項に掲げる学科以外の理工系学科を卒業し、実務経験5年以上の者。
　・実務経験8年以上の者。
【土壌・地下水汚染部門】
　・大学又は工業高等専門学校の土木工学科、建築学科、地質学科等地質調査に関連する学科及び化学（工学）等環境に関連する学科を卒業し、実務経験3年以上の者。
　・大学又は工業高等専門学校の前項に掲げる学科以外の理工系学科を卒業し、実務経験5年以上の者。
　・実務経験8年以上の者。

詳細については、以下の(社)全国地質調査業協会連合会よりご確認ください。
http://www.zenchiren.or.jp/geo_comp/index.html